【SBI証券iDeCo】オリジナルプランとセレクトプランで信託報酬が異なる件

ふくりねこはSBI証券のiDeCoで「オリジナルプラン」に加入しています。

SBI証券は2018年11月より「セレクトプラン」という新しいプランが選択可能になりました。

現在セレクトプランに変更するかどうか悩んでいて、色々と調べていたら一部の商品で信託報酬が違うことに気が付いた・・・という話です。
 

ニッセイ外国株式インデックス

まず私がSBI証券のiDeCoで毎月11,500円を積立している「ニッセイ外国株式インデックス」について。

ニッセイ外国株式インデックスは先進国の株式指数(MSCI コクサイ インデックス)と連動する投資信託として人気の商品です。

ニッセイ外国株式インデックスへ投資すると、間接的に下表のような会社へ投資したことになります。(上位10社)
世界的に有名な企業ばかりですね。

オリジナルプランとセレクトプランで微妙に商品が違う

SBI証券のiDeCoは、オリジナルプラン・セレクトプランのどちらでもこのニッセイ外国株式を買付できるのですが、実はそれぞれのプランで微妙に商品が異なるのです。(下図参照)

2つの投資信託は見た目が別の商品なのですが、商品概要を読んでみるとマザーファンド(※)が同じです。
※マザーファンド・・・複数の投資信託(ベビーファンド)で集めた資金をまとめて運用するためのファンド。別名:親ファンド。マザーファンドが同じということは、運用先が同じということ。

つまり上図の投資信託は運用先が同じということです。

そして重要な注目ポイントとして・・・、


信託報酬が違うんです。しかも私が加入しているオリジナルプランの方がセレクトプランよりも倍近く高い!(;_;)

運用先が同じで信託報酬だけ高いなんて・・・なんか悔しい。

新興国株式インデックス(三菱UFJ国際)

もしかすると他にもあるのではと思って調べてみると、新興国株式の投資信託でも運用先が同じで、信託報酬が異なるのではないかと思われるものがありました。

三菱UFJ国際の「新興国株式インデックス」です。(下図参照)

どちらの投資信託も下表のような銘柄構成(上位10社)で、組入割合も全く同じでした。こちらもマザーファンドが同じようです。

そしてやはり信託報酬に大きな違いが。

約0.39%も違います。この差は大きい。

最近新興国株式にも少し興味を持っているのですが、この差は飲めないですね・・・。

結論

SBI証券のiDeCoは現在オリジナルプランの場合、さっさとセレクトプランに乗り換える。新規加入の場合は、最初からセレクトプランを選択。(※ふくりねこ個人の見解です。)

きっと契約だの何だのと、私たちには知りえない大人の事情でこのようなことになっているのでしょうね。

しかしそう考えてみると、しがらみの無い新しいプランを作り出してでも良い商品を提供しようとしているSBI証券さんは素晴らしい。と私は思う。