数年ぶりにMNPでスマホの通信会社を変更することにしました。今日はかなり久々の節約ネタです。
今年の春はスマホ契約を見直す
毎年春は新学年・新社会人をターゲットとして通信会社各社がこぞってキャンペーンを打つ時期ですが、今年は3大キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)が大幅な割引プランを発表したことで格安SIMの通信会社も料金プランの大幅な見直しが行われています。
よって今年の春は3大キャリアユーザー・格安SIMユーザーのどちらにとっても現行のスマホ契約を見直すのには最適な時期となっています。
5年間愛用してきたFREETEL
私は2016年にFREETELという格安SIM会社のSIMを契約し、現在はFREETELから事業を受け継いだ楽天モバイルのSIMとして契約を継続してきました。
現在契約しているSIMは「音声通話付き・従量制」というプラン契約で、毎月のデータ通信量が100MBまでならば月1,000円で利用できるという安さが魅力でした。
またこのプランには「節約モード」という、通信量としてカウントされない低速通信(上限200kbps)のモードが設けられています。LINEやメールなどは節約モードでも問題なくこなせるため、とても重宝して利用してきました。
私は外出先で動画視聴やネットサーフィンなどをしないため毎月のデータ使用量は100MBを超過することはありません。よって毎月の支払いは常に1,000円。この5年間で支払ったスマホの通信料金は約60,000円程度だったことになります。
妻も同じ方法で使用しているため、夫婦2人の通信料金は5年間で約120,000円。もし3大キャリアを使い続けた場合と比較すれば軽く20~30万円は節約ができたのではないかと思います。
よく「外でネットできなくて不便じゃないの?」と聞かれるのですが、慣れてしまえば全然不便じゃないです。この運用を実践してみて分かったことは、そもそも自分が外出先でネットをしている時間は「ただの暇つぶし」のことがほとんどで、外出先でネットが無くても特に困らないのです。時間つぶしは電子書籍などでできますしね。
FREETELは私が契約した翌年には経営破綻して楽天モバイルに事業譲渡されてしまいましたが、楽天モバイルはこの格安プランを取りやめにすることなく継続してくれたため、私にとってはとてもお得に利用させて頂くことができました。
しかし今回、遂に愛用してきたFREETELともお別れです。
IIJの本気。衝撃の低価格
今年の2月に入り、各社より次々に新しいプランが発表される中でIIJが発表した新料金プランは、衝撃的なものでした。
何と音声付きSIMの2GBプランが780円!4GBでも980円です。これは本当に衝撃でした。
私がこれまでにやってきた「外出先では通信しない運用」よりも安い料金で、しかもデータ通信2GBが使えるというプランです。これはIIJさんが相当頑張ってくれたな~と思います。
データeSIM契約に至っては2GBで400円です。現在のところIIJmioのデータ通信eSIMと楽天モバイル音声SIMの組み合わせが最安のようですが、ここまでくるともう100円単位の競争ですからね。面倒な手続きのことを考えたら私の場合はIIJmio音声SIM2GBで十分かな・・・と思っています。
格安SIMにはデメリットもあるが・・・
もちろん格安SIMにはデメリットもあって、「お昼12時頃の通信速度は遅くなり易い」とか「ショップでのサポートが受けられない」などの問題があります。よって誰にでもオススメできる訳ではありませんが、ネットから自分で情報を調べることができて、通信量があまり多くない方にはとても魅力的なサービスなのではないでしょうか。
私はIIJmioへの乗り換えで決まりです!