2020年11月第3週(2020年47週)終了時点のポートフォリオです。
ポートフォリオ
今週も僅かに上昇し、私のポートフォリオは年初来高値を更新。
今週は米国医薬品大手のモデルナがコロナワクチンの治験結果を公表。94.5%の有効性が確認されたとの結果に反応して株式市場は上昇しました。NYダウ、S&P500は過去最高値を更新、日経平均株価も29年ぶりの高値を更新し26,000円台をつける場面もありました。
市場の注目は再びコロナウイルスへ
米国大統領選挙が終わり、市場の注目は再びコロナウイルスに集まりつつあるように思います。コロナワクチンのニュースをきっかけに市場の余剰マネーが株式に集まっていますが、個人的には危うさも感じています。
足元の感染者は世界的に増加を続けており、日本国内においても11月に入ってから急速に感染者が増加しはじめています。
大方の予想通り気温の低下と共に感染者が増加していると考えられますので、これから来年の春先4~5月くらいまではある程度感染者が増加していくと想定するのが一般的な感覚ではないでしょうか。今から約半年間ということです。
人間心理の変化
この先の企業業績を見ていく上で、自分の周囲にいる人間の様子を観察することが有益だと思っています。
例えば日本において、今年の春先に政府がGoToキャンペーンを始めると発表した際には私の周りでは非常に批判的な意見が多かったのですが、夏から秋に掛けては「凄くお得に旅行に行けた!」とあちこちに出掛けていった話を聞かされる機会が増えてきました。そしてしばらくすると「経済と感染予防の両立が大切」という風潮が強く感じられるようになりました。
一方で11月に入りコロナウイルスの感染者が増加しはじめると今度は「だからGoToは時期尚早だったのに」という声がちらほら聞こえはじめ、感染者数増加のニュースが連日伝えられるようになると「GoToはやめた方がいい」という声が大きくなってきています。
大切なことはこのような人間心理の変化はそのまま経済へ直結していくということです。
企業業績は4-9月期に上向きましたが、それは春から夏にかけて何となく「コロナ、そんなに慎重にならなくて大丈夫なんじゃない?」という人が増えてきたことの裏付けだと考えれば、下半期10-3月期はどうなると考えるのが妥当なのか。
まだいつ出回るかも分からないコロナワクチンのニュースで株式市場は熱狂していますが、一歩引いて冷静に見つめることも大切なように思います。
2020年 年間運用状況
2020年 目標値
元本投入目標 3,600,000円
利益目標 +397,200円
現在の投資状況
2020年の損益状況(公開範囲のみ)
確定損益 35,204円
配当など 20,264円
評価損益 360,085円
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合計 415,553円