2021年2月第4週(2021年8週)終了時点のポートフォリオです。
ポートフォリオ
今週の株式市場は少し大きめの調整が入り、下落。NASDAQは4.92%、S&P500は2.45%、日経平均は3.5%の下落となりました。下落の要因は先週取り上げていた米国金利の上昇です。米国長期金利が今週一時1.6%台まで急上昇したことで株式市場が警戒感を高め、下落につながりました。
日経平均株価は金曜日に1日で1,200円下落したことからニュースでも大きく取り上げられていましたが、週間の下落率で見ればたったの3.5%。急上昇していた反動もあって少し大きめの調整が入っただけで、2週間前の水準と考えれば大した話題ではありません。
問題はこの後でしょうね。このまま調整に入るのかどうか。今は金利に焦点が当たっていますので3月に開催される各国中銀の金融政策決定会合は注目されそうです。3月第3週に開催される米国FOMC(現地時間3月16日・17日)、日銀金融政策決定会合(3月18日・19日)の前後は相場が動くかも知れません。
短期的には想定できた下落
やはり今週は大きめの調整が入りました。先週このブログで「そろそろ心の準備が必要かも」と書きましたが、短期目線では予想が当たりました。日経平均が先週一気に上昇して30,700円を超えた日、私は妻に「これはおそらく短期的には必ず調整が入るよ」と話をしていました。
私は特に難しいテクニカル分析をしている訳ではありませんが、毎日指標をチェックしていれば今回のように年に何回かはまあまあの精度で相場の未来を当てることができます。
こう言うと「じゃあなぜ相場の下落を予想しているのに売りをやらないの?」という疑問が出てくると思います。そうなんです。その疑問を持つのは当然のことだと思います。私自身もそう思います。最近短期売買からは撤退している私ですが、やはり相場暴落時には少し心がザワつくのを感じますし、実際少し前まではこういう局面での売りをやっていました。
でも私の場合大体上手くいかないんです。だから最近は売りをあきらめることにしています。
売りが超下手くそ
売りは相場の下落で利益を上げる訳ですが、どれだけのリスクを取って利益目標をいくらにするのかを私はなかなか決められません。でも相場の下落はいつも超スピーディ。マイペース(のろま)な私はそのスピードについていけないのです。
また過去には売りポジションを持ったこともありますが、売りポジションを持つと「もっと下がれ~!」と下落を強く望む意識になり、今度は「買い」ができなくなります。私が投資の主軸としている長期投資は将来の値上がりを信じて株式投資する訳で、「買い」への意識が低くなるというのは致命的だと思うんです。
「短期の売りと、長期の買い」というように頭の中で上手に切り替えができれば良いのですが、凡人の私にはそれができないんですよね。頭の中がゴチャゴチャになって気分が悪くなります。コレが上手くできる人のことを本当に尊敬します。
あとは正直に言ってスピードの早いポジションを持つのが怖いんです。
相場が急落すると恐怖指数(VIX指数)が上がって値動きが良くなります。下落スピードとともに反発スピードも早くなります。マイペース(のろま…)な私はどうもそのスピード感が苦手です。
私は自分の性格に合わせて、焦らずにボチボチとやっていくことにします。。。
2021年 年間運用状況
目標値
元本目標 4,800,000円
利益目標 556,920円
損益状況(公開範囲のみ)
実現損益 0円(税引き後)
配当など 3,952円(税引き後)
評価損益 187,619円
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合計 191,571円