2021年3月第1週(2021年9週)終了時点のポートフォリオです。
目次
ポートフォリオ
今週の株式市場は全体で見ると前週比でほぼ横ばい。しかし週の途中は少し大きめの調整がありました。引き続き金利の上昇に過敏に反応する相場展開となっています。
NASDAQは今年の上昇分を全部吐き出した
NASDAQは金利上昇を嫌気して調整ムードです。NASDAQは今年の上昇分を全て吐き出し、年初の位置まで戻ってきてしまいました。
金利上昇に反応し易いNASDAQは他の株式指数と比較すると相対的にパフォーマンスが悪くなってきています。
米国1.9兆ドル経済政策が可決しそう
米国議会では1.9兆ドルの経済政策が下院を通過し、上院で審議入りしています。バイデン政権の大規模経済政策は可決しそうな情勢となってきました。大規模経済政策の実行のためには多くの国債発行が行われると考えられ、市場では「債券価格の下落 ⇒ 金利上昇 ⇒ 株価下落」という流れが強く意識されはじめています。
私は政策の詳しい内容は知りませんが、額面だけ見れば日本円にして200兆円もの巨額な予算を1回の政策でバラまく訳ですからね。日本で大きな話題となっているGoToトラベルの当初予算規模が1.7兆円ということですから、今回のバイデン政権による経済政策は尋常ではないインパクトだということが分かります。
FRBの対応に注目が集まる
市場の注目は3月16日と17日に開催されるFOMCに集まってきているように思います。
1.9兆ドル経済政策の影響で「国債大量発行⇒金利上昇」となるシナリオが見えており、誰かが国債を大量に買わないと金利が安定しなくなる可能性があります。
その「誰か」とはFRBしかいない訳で、市場関係者は「次回のFOMCで量的緩和を拡大するでしょ?」と期待しているのだと見ています。だから最近やたらとFRB関係者のコメントで株価が上下に振れているのだと思います。
それにしてもFRB議長のパウエルさんはメチャクチャ大変な仕事ですよね。(当たり前ですけど。)
もともと株価がオーバーシュート気味だと言われていて舵取りが相当難しい状況の中で、今度は政府の大規模経済政策による金利の対応に追われ、じゃあ金融緩和を拡大しちゃえばOKかと言うと、バブルやインフレの危険性も高まっているからそんな簡単なことでは無くて…。
いやー。もし私がパウエルさんの立場だったら逃げ出したくなりそう。
私はFRB議長じゃなくて良かった~。笑
2021年 年間運用状況
目標値
元本目標 4,800,000円
利益目標 556,920円
損益状況(公開範囲のみ)
実現損益 0円(税引き後)
配当など 4,852円(税引き後)
評価損益 203,466円
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合計 208,318円