2021年3月第2週(2021年10週)終了時点のポートフォリオです。
ポートフォリオ
今週の株式市場は堅調。
日米の主要株式指数は全て上昇し、ダウ・S&P500が最高値を更新しました。NASDAQも今週大きく上昇したものの先週までの下落率が大きかったため最高値とはまだ 6%以上の開きがあります。
株式市場の調整は完了したのか
今週の株式市場は米国の大規模追加経済対策の可決やECB理事会の緩和姿勢が好感され、先週までの金利上昇に伴う調整ムードから一転して上昇しました。
ポイントは2月下旬から若干軟調だった株式市場の調整は完了したのか…という点ですが、ちょっと微妙な雰囲気ですね。
今市場関係者が注目している米国の長期金利は引き続き1.5%~1.6%付近での推移を続けていますし、これ以上の金利上昇が無い保証はありません。むしろ来週のFOMCでFRBが量的緩和の拡大を明言しなかった場合は、もう一段の金利上昇があるのではないかと見ています。その場合株式市場には悪材料になるでしょう。
また株価の下落率に着目すると、NASDAQは高値から12%超の調整がありましたが、ダウ・S&P500は高値から6~7%程度の下落に留まっており、価格調整幅としてはちょっと物足らない感じです。
いずれにしても来週のFOMCの結果は市場にとって非常に重要なポイントになりそうです。
パウエルさんは本当に大変ですね。胃が痛くならないのかしら…。
米国個別株のチャートを比較
さて今週は米国株の個別株チャートを見てみます。なおこれは少々短期的な目線での分析になります。
軟調組
まずは直近の株価軟調組から。Apple、Amazon、テスラです。
いずれの株価も25日移動平均線を割り込んだ後に下落が加速しており、25日線・75日線ともに回復できずに下推移⇒25日線が下向き…という共通点を持っています。私にはもう少し日柄調整が必要なように見えます。
堅調組
つぎに株価堅調組からエクソンモービル、ゴールドマン・サックスです。
エネルギー企業のエクソンモービルは原油高の恩恵を受けての株価上昇。ゴールドマン・サックスは金利高の恩恵を受けての株価上昇…と見ることができると思います。
原油は昨年末から上昇を続けてきました。WTI原油先物は現在65ドル近辺で、ここから上昇してもせいぜい70ドル近辺が天井なのではないかと見ています。つまりエクソンモービルの株価は少々悲観的に評価していた方が良いのではないかと考えています。(ちなみに私はホルダーです…。汗)
まとめ
以上をまとめますと、短期的に見るとダウ・S&P500などは目先で最高値を更新するなど堅調になっているものの、この先も高値を更新し続けていけるほど順風満帆ではない…というのが私の見立てです。しかしFRBが何かをぶっ放すとアッサリ打ち破られる可能性を秘めた見立てです。
いずれにしてもド素人の見立てですので、話半分に読んでくださいね。
今日も最後まで読んでいただき誠にありがとうございました。。。
2021年 年間運用状況
目標値
元本目標 4,800,000円
利益目標 556,920円
損益状況(公開範囲のみ)
実現損益 0円(税引き後)
配当など 7,212円(税引き後)
評価損益 397,119円
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合計 404,331円