2021年6月第2週(2021年23週)終了時点のポートフォリオです。
目次
ポートフォリオ
S&P500が最高値を更新
今週の株式相場は米国長期金利の低下を背景に、NASDAQが好調。S&P500は1ヶ月ぶりに最高値を更新しました。
今週は米国5月消費者物価指数(CPI)の発表やECB理事会など注目イベントがありましたが、株式相場の反応は限定的で出来高も比較的低調でした。やはり市場参加者の最大の注目は来週6月15・16日に開催されるFOMCなのではないでしょうか。
米国長期金利が急低下
そんな中でも特筆すべきは米国長期金利の急低下です。今週一週間だけで0.1%も低下しました。
急速な経済回復を織り込んで年初より上昇していた長期金利でしたが、先週末に発表された雇用統計の結果が思いのほか振るわなかったことなどから「経済の先行き不透明⇒債券買い」となっているとの報道です。
しかしまあ年初に0.9%台だった金利が3月には一時1.7%を超えていた訳で、それだけ一気に傾いていたポジションはどこかで調整が入ると見るほうが冷静な分析なのではないでしょうか。
FRBが「テーパリング?はっ?何言っての。今は1ミリもそんなこと考えてないよ。」と言うと、再び債券が買われて金利が急低下する可能性がある訳です。今週の金利低下について私は、FOMCを前に機関投資家が持ち高調整を行ったというのが要因なのでは?と見ています。
長期金利とNASDAQの関係
今週は米国金利低下・NASDAQ上昇という展開でした。NADAQ指数はハイテク企業が多いため金利の影響を受け易いと言われています。
ここ3ヶ月の長期金利とNADAQのチャートを比較してみました。
やはりとても綺麗な逆相関の関係が見て取れますね。つまりハイテク企業に投資している方にとって来週のFOMCと金利動向は特に注目すべきことだということですね。
ちょっと気になる原油高
今週もう一つ注目したのは原油高です。
今週の終値は70.91ドル。レジスタンスゾーンだった65-6ドルのゾーンを上抜けしてしまいました。
3年前には80ドル台という時もあったので特に驚きはないのですが、原油が上昇すると電気代やガソリン代などは直結して上昇しますし、その他多くの物の価格が上昇してしまいますよね。すでにガソリン価格はだいぶ上昇してきています。
家計圧迫となるため、原油上昇はほどほどの水準で止まって欲しいと思う今日この頃です。。
2021年 年間運用状況
目標値
元本目標 4,800,000円
利益目標 556,920円
損益状況(公開範囲のみ)
実現損益 0円(税引き後)
配当など 12,429円(税引き後)
評価損益 576,857円
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合計 589,286円