2021年8月第4週(2021年34週)終了時点のポートフォリオです。
ポートフォリオ
NASDAQ・S&P500が最高値を更新
今週も米国株はNASDAQとS&P500が最高値を更新。S&P500は節目の 4,500ポイントを突破しました。
少し振り返ってみるとS&P500は5月4,200、6月4,300、7月4,400・・・と、毎月100ポイントの節目を突破していっています。今年の株式市場がいかに順調であるかを示していますね。
そしてS&P500の年初からの上昇率は遂に20%を超えてきました。もの凄いスピードで上昇していますね。
ジャクソンホール会議を無事通過
昨晩は米国で経済シンポジウムのジャクソンホール会議があり、パウエルFRB議長が講演をされたようですね。
今後の金融政策の方向性を見定めるため市場関係者から注目を集めていました。
パウエル議長が講演された日本時間23:00頃のNASDAQチャートを見てみると、株価は上昇で反応していたようです。つまり株式市場は昨晩のパウエル議長の講演を受けて、金融政策はまだハト派的だと捉えたということですね。
一方でテーパリング(金融緩和縮小)の開始時期は年内でほぼ確定のようなので、昨年から実施されてきた超緩和的な金融政策はいよいよ終わりへ向けて動き出したと言えます。
しかしながら過去にはFRB議長の発言で株価が急落した「バーナンキショック」(2013年)という出来事があるため、パウエル現FRB議長を筆頭としたFRB関係者は過剰だと思えるほど慎重に金融政策を検討していることが分かります。
パウエルさんのこれまでの発言を飛行機のCAさんで例えるならば、
「当機はいつか必ず着陸態勢に入ります。ただし今はまだ安定飛行をしていますのでご安心ください。」
「当機は2時間後には着陸態勢に入るつもりです。今は安定飛行をしていますのでご安心ください。」
「当機は1時間半後には着陸態勢に入るつもりです。今は安定飛行をしていますから心配無用です。」
「当機は1時間後には・・・」
・・・とひたすらアナウンスをし続けてきた訳です。
そして今はいよいよ本当に着陸態勢に入ろうとしています。
パウエルさんは今度はマイクを操縦桿に持ち替えてパイロットとして安全な着陸を目指していく訳ですね。
いや、本当に大変なお仕事ですね・・・。
無事に着陸できることを乗客としてお祈りしております。
2021年 年間運用状況
目標値
元本目標 4,800,000円
利益目標 556,920円
損益状況(公開範囲のみ)
実現損益 0円(税引き後)
配当など 30,681円(税引き後)
評価損益 712,845円
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合計 743,526円