2020年1月第2週終了時点の相場テクニカル分析です。
前週比
1月第2週は日本時間8日にイランによる米軍基地へのミサイル攻撃があり、株式相場への影響が心配されましたが、米国・イラン共に戦争による解決は望まない意思を示したことで緊張が緩和され、市場への影響は軽微なもので収まりました。
むしろ米国株式市場は好調をキープし、イラン問題にはほとんど反応せず、最高値を更新しています。
S&P500
S&P500は今週も最高値更新。最高値は 3,282.99。イラン問題にはほとんど反応をせず上昇を続けています。
しかし地政学リスクにも反応しない株式市場には個人的には違和感を感じています。
米ドル/円
ドル円はイランの米軍基地ミサイル攻撃に反応し、安値は一時107.65円までありました。その後の緊張緩和により、109.51円で週を引けています。
日経平均
チャート
日経平均は8日のミサイル攻撃ニュースでは一時23,000円を割り込み、22,951.18円を付ける場面がありましたが、週の引けでは23,850.57円まで回復しています。
PER(株価収益率)
日経平均PERは14.45倍です。
今週の主な予定
- 1月13日 日本/祝日・休場
- 1月14日 米国/消費者物価指数(12月)
- 1月16日 米国/小売売上高(12月)
- 1月17日 中国/GDP発表(10-12月期)