2020年1月第5週終了時点の相場テクニカル分析です。
前週比
新型肺炎の影響が懸念され、日米ともにリスクオフ。月曜日は春節明けの中国市場が取引を再開します。市場の反応に注目が集まります。
S&P500
S&P500は週間で -2.12%の下落となり、久々のまとまった下げとなりました。
直近高値からの下落率は -3.36%です。
米ドル/円
ドル円は前週から1%弱下落し、108.36円で引けています。
108.36円はちょうどトレンドライン近辺。また各移動平均の下推移となっており、月曜日の値動きはポイントになりそうです。
日経平均
チャート
日経平均は金曜日に23,000円台を維持して引けたものの、日経平均先物は夜間売買で22,650円で安値引けしています。週明けは大幅反落でのスタートが避けられない模様です。
注目は10:30にオープンする中国市場でしょう。中国市場の値動きに反応して日本市場が上下に振られる可能性があるので、注意が必要です。
また日本市場は今週~来週に掛けて決算発表がピークを迎えます。
PER(株価収益率)
日経平均PERは 14.16倍。日経平均EPSがジワジワと低下していて少し嫌な感じです。
今週の主な予定
- 2月3日 米国/ISM製造業景況指数(1月)
- 2月5日 米国/ADP雇用統計(1月)
米国/ISM非製造業景況指数(1月) - 2月7日 中国/貿易収支(1月)
米国/雇用統計(1月)