2020年2月第1週終了時点の相場テクニカル分析です。
前週比
米国株はNYダウ・NASDAQ・S&P500のいずれも最高値を更新。先週の下落分は全て帳消しとなる上昇でした。日経平均株価も上昇し、一時は24,000円まであと5円のところまで上昇しました。
S&P500
S&P500指数は前週の新型コロナウイルスによる下落が嘘だったかのように、大幅反発で引けました。2/6に史上最高値を更新し、3,347.96ポイントを付けています。
米ドル/円
ドル円はトレンドラインがサポートとなり、上昇に転じました。
週末の終値は 109.78円。再び75・100・200日移動平均線の上推移となっています。
2/4時点のシカゴIMM非商業(投機)ポジションは、ネットで21,898枚の売り持ち。前週比で1万枚以上ロングポジションが増加しています。
日経平均
チャート
日経平均株価は大幅反発し、23,827.98円で引けています。一時24,000円にあと5円まで迫りましたが、24,000円の回復とはなりませんでした。
株式市場は新型コロナウイルスの影響がほとんど無いに等しい値動きになっていますが、個人的には少し楽観視されすぎているように感じています。
PER(株価収益率)
日経平均PERは 14.43倍です。
今週の主な予定
- 2月11日 日本/祝日・休場
米国/パウエルFRB議長 議会証言 - 2月13日 米国/消費者物価指数(1月)
- 2月14日 ドイツ/GDP速報値(10-12月期)
EU/GDP改定値(10-12月期)
米国/小売売上高(1月)