ふくりねこが実践している節約術です。スマホに掛けるコストの削減についてです。
スマホ代は毎月1000円
ふくりねこの毎月のスマホ代は以下の通りです。2台分の金額です。
音声通話付きのSIMを自分と妻用に2枚契約しており、それぞれ毎月1,081円(税込)が請求されています。
上記の請求金額は魅力的に見えると思いますが、毎月をこの請求金額で運用を続けていくためには少しコツ(制約)があります。
※ふくりねこは、FREETELという会社のSIMを契約しています。FREETELは2018年にMVNO事業を楽天モバイルに譲渡したため、現在の契約先は楽天になっています。また現在は上記と同じプランの契約はできません。
従量制のSIMカード
私が利用しているSIMカードは、データ通信について、通信を使った分に応じて段階的に料金が変動する「従量制」のSIMカードです。
音声通話付きのSIMで100MBまでの通信であれば、 「999円(税抜)」で利用することができるSIMカードになっています。
私たち夫婦は、 毎月999円(税抜)でスマホを利用しています。
※現在は上記プランの新規契約はできないようです。
屋外でのデータ通信は低速モード
毎月999円で利用するためには、データ通信を100MB以内に抑える必要があります。私と妻は自宅にいる時には、自宅の無線LANを利用してSIMのデータ通信容量を節約しています。
また屋外での利用については、このSIMに付属している「低速モード」と呼ばれる、「通信速度は遅いけど、データ通信容量は使わないよ」というモードを常にONにして、通信容量を節約しています。
低速モードでは最大「200kbps」という非常に遅い速度しか出ないため、動画などの通信容量の大きなコンテンツを見ることはできません。
しかしながら、LINEやメールはほとんどストレス無く使えていますし、Webサイトでニュースや天気を見るぐらいであれば、低速モードでも何とか使えます。
その通信、必要ですか?
出先で調べものをしたい時など、どうしても必要なときには「低速モードをOFF」にして利用することもありますが、必要なときだけ利用することで通信容量は、ほぼ毎月100MBに抑えることができています。
実はこの使い方を始めることで気が付いたことがあります。「低速で少し不便なスマホ 」は外出先で必要以上に利用しなくなりました。すると、外出先での家族との会話が増えたり、周りの景色をぼんやりと眺めるような時間が増え、少し時間の余裕が生まれたように思います。これは思わぬ副産物でした。
スマホは便利なツールですが、いつの間にかそんなに必要の無い通信をしていただけなのかも知れないな・・・と感じています。
2台で5000円以上はお得
料金プランにもよりますが、3大キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)のSIMと比較すると大体1台当たり3000円~5000円ぐらいは節約できているのではないかなと思います。
なお我が家の場合は、音声通話はほぼ待ち受けだけなので、通話料はほとんど発生していません。もしこの記事を読まれた方で、音声通話が多い方は同じ運用はできませんのでご注意ください。
今契約するなら・・・
FREETELのSIMは現在は新規契約ができませんが、従量制の契約ができるMVNOは2019年2月現在で他にも何社かあるようです。この辺りは常に最新の情報を調べる必要がありますので、ここではご紹介しません。
もし低コスト運用に興味がある方は、MVNOを研究しておられる専門のWebサイトはいくつもありますのでそちらをご参考になさってください。
また、ふくりねこの場合は「コスト最優先」なのでこのような使い方をしていますが、サービス品質などの問題もありますので、通信会社は使われる方の利用状況に応じて選択すべきだと思います。
ご参考までに、いまの私が新規契約するとしたら、DMM mobileの1GBプランかな・・・と思います。DMM mobileは低速モードがありますし、回線品質もソコソコのようです。料金は1,260円(税抜)です。999円運用と比較すると少し高いのですが1GBまで使えるメリットがあります。(※ただし従量制ではないので、1GBを超える月はチャージが必要になります。)